【レディスな皆様】ねこまろさんの完了したようです(笑)
たぬくまが代理投稿です(笑)
あゆこ様原作、ねこまろさんがせっせと妄想を膨らましていたレディスコミックが脱稿したようですこっそり感想をお待ちしています(笑)
by stagezero | 2006-12-16 01:52 | Webコミック関連
「Fanky Escape」~新しいコミックビューアで読むのはこちら(2026/1/24更新)
ーーーー皆さまが読みたいとおっしゃっていた、あゆこ様の原作はこちら
ーーーーえ?あゆこって誰?ねこまろって誰?(ばればれですか^^;)ソフトエロティックですBLです^^; (2006/10/28)ーーーー「Funky Escape/ゴキゲンな逃走」原作 あゆこ****************(ねこまろ解説)舞台は何となく中東をイメージしました最初はシカゴとかの裏街と思ったのですけど、ビルのごちゃごちゃと非常用はしごなどを描くのがうまくいかなかったので^^;トルコなどの旅行案内を参考に適当な背景を作成してます(2006/10/30)***************「居たぞ!あそこだ!」週末の観光客でごったがえす繁華街に男の怒号が響いた。「奴だ、カラスだ!」そしてバンバンといった乾いた銃声がとどろく。行き交う人々の悲鳴と銃声、どかどかと徒党を組んで人々を突き飛ばしながら走る男たち。「Pardon/ごめんよ」右往左往している観光客の間から長い黒髪をたらした大柄な男が現れた。器用に人々の間を縫うように走っていく。「ちっ…、遠慮なく撃ってきやがる」長髪の男はそうつぶやくと、急いで路地へと駆け込んでいった。多くの人々がいる繁華街での銃撃戦を避けたかったからである。男は「サイレントクロウ」と異名をとる殺し屋、神崎カオルだった。追ってくるのは警察ではない。カオルの首にかかる賞金目当てのハンターたちだ。暗い路地を走りぬけていくと、今度は別の方向からカウンティシェリフ(保安官)がパトカーでやってくるのが見えた。カオルはクルっと向きを変え、来た道を少し戻ってからさらに細い裏道へ入って行く。そしてわずかな灯りがこぼれる小さな窓を開けると、するりと中にしのび込んだ。カオルの身体はソファの上にそろりと落ちた。明るいその部屋には人の気配はないようだった。外からは追ってくるハンターの怒号とドタバタとした足音が聞こえる。カオルは窓の近くに身をひそめていた。ハンター達の声が近づいてくると、カオルはさらに身を小さくする。「こいつを着ろ」ふいに後ろから声がした。「?!」振り向いたカオルに、ばさっと何かが投げられた。何かの衣装のようだった。「早くしろよ、連中がくるぞ」すぐ目の前にいる男が言った。男は明るい金髪をふっさりと額に落とし、黒いレザーパンツをはいている。その手にはやはり黒いマスクを持っており、それもカオルに差し出した。「鈍い奴だな、さっさと気がえろよ、ほら」そのとき、ジャズのような音楽と人々のざわめきが聞こえてきた。よく見ると部屋には妖しげな衣装がたくさん置かれている。黒や赤のボディスーツ、いかにもなまめかしいボンテージスーツや毛皮、ヒモのような皮のパンツなどがひしめいている。「マズイ…」カオルは思わず息をのんでしまった。そこはストリップクラブだったのだ。「連中がくるぞ」また金髪の男が言った。ぐずぐず迷っているヒマはなかった。カオルはさっとシャツを脱ぐと黒いレザーのベストを着た。その胸にはカオルの正体を記すイレズミがあった。それを脱いだシャツで覆い隠すようにして、カオルはそのまま部屋を出ようとした。「何やってんだよ、パンツもはくんだよ」金髪の男はそういうと、カオルに黒の小さな布切れのようなパンツを差し出す。「こ、これ…?」「そう!それ着て踊るんだよ」「踊る…!」カオルは小さなパンツを凝視した。「レディースアンドジェントルメン!お次は当クラブ一の売れっ子レディキリアンの登場です!!」ステージから華々しい音楽とともに、高らかな司会の声がした。「ほら、出番だ!」金髪の男はそう言うと、カオルを強引に着替えさせた。「ええい、ままよ!」カオルは言われたまま着替えると、男と同じようにマスクをし、気合を入れた。「おっと、こいつも…」いっしょに部屋を出ようとした男は、くるっと身体を反転させると、ベタっとカオルの胸をたたいた。見ると、カオルの胸に真っ赤な蝶のイレズミシールが貼られていた。「牙の生えたマーライオンよりこっちのほうが客受けするだろ」その言葉にカオルは一瞬身構えた。この男は自分の正体を知っている…。そう思ったのだ。「あんた、ダンスくらい出来るだろ?」カオルの緊張などおかまいなしに、男はどこか楽しそうに言った。「な、何とか…」「似合うぜ」カオルの返事に、男はにやりと笑った。カオルはこの金髪の男と舞台にあがり、ストリップをするハメになってしまったのだった。「スポットライトの中」ステージの横からカオルは観客席を見た。「うわ…」カオルは小さく驚きの声をあげた。そこには怪しげな男たちの他、いかにも有閑マダムといった金持ち風の中年女などもいて、客席はぎっしりと埋まっていた。「ドア付近にいるのはドン・ガルディスの息のかかった連中だ。見つかるとヤバイんじゃないか?」カオルの後ろからそっとささやくように金髪の男が言った。確かにこの辺りを縄張りにしているギャングたちの顔ぶれがある。そして、そのギャングと癒着していると思われる警察幹部の姿もあった。「俺はキリアン、きみは相棒のレディだ。長い黒髪にぴったりのニックネームだろ?さ、行くぜ!」そういうと、キリアンと名乗った金髪の青年はカオルの背をぐいっと押してステージに押し出した。カオルは黙ってキリアンに従った。観客席にギャングの顔があるということは、外でうろうろしているであろうハンターたちともつながりがあると考えられるからだ。警察もうろついていることだろう。まだステージの上のほうが安全だと、カオルは判断したのだった。緩やかな音楽に合わせながら、キリアンはカオルをステージの中央へと連れて行く。ステージには3本のポールが立っていて、カオルはすぐに中央のポールに身体を寄せた。キリアンはカオルの両手をそっと上にあげさせ、後ろにあるポールにからませた。そして、今度はカオルの腰に両手を回すと、静かな動作で唇を併せ、カオルの口の中に舌をねじ込んできた。「ん…」カオルはそのままキリアンに濃厚なキスをされた。****************(ねこまろ解説)7Pに出てきたポルコさんは、ゼロのストーカーっぽいです^^; もともとマンガ描き仲間の墨(仮名)様が夢で見たキャラなんですが、この度あゆこ様の原作に登場してきたことから、初お目見えとなりました(笑)(2006/11/10)****************「!!」カオルは身体をピクっとさせた。キリアンの手のひらがゆっくりと腰を撫でてきたのだ。それはゆっくりと、上から、下からと撫で回してくる。「ん…、そ…」カオルはいくらか眉を寄せた。「し…」キリアンはカオルの声を制してなおも静かな動作でその腰を撫で回す。カオルはゆっくりと撫でられるリズムに合わせて腰を浮かせはじめた。客席はシーンと静まりかえっている。やがてキリアンの両手は腰から下へと這うようにして移動していく。キリアンの手から暖かいぬくもりがカオルの身体にも伝わった。口の中でもキリアンの厚い舌がカオルの舌にからみついてきて、その額にいくらか汗が浮かんできた。「あ…」カオルは小さく声をあげた。キリアンの手がカオルの大事なところを包んだのだ。優しいしぐさではあったが、キリアンの長い指がそこで動くとわずかにぞくりとした。「ちょ…、ちょっと待て…」「ダメ」「おい…」「ふふ…」キリアンは愉快そうに含み笑いをすると、少し強くカオルの大事なところをさすった。カオルは思わずぎゅっとポールをつかんだ。****************(ねこまろ解説)前のページがコマたくさんあったので、8Pは少なめに……(えっ?手抜きじゃないよ…ゴホンゴホン…)(2006/11/10) 9P~原作者あゆこ様のお好みシーンを取り入れたつもりです^^(2006/11/12)****************
「陶酔」二人のしなやかな身体が右へ左へと揺れるように動き、その動きに合わせて客たちの頭も動いた。みな息を飲んで二人が絡み合う姿を見ているのだ。警察とハンターの追及を逃れるためとはいえ、いつまでも男相手にストリップをしているわけにもいかないと思いながら、カオルは時々こみあげてくる快感に身をまかせていた。照明がいくらか落ち、スポットライトの明かりが二人の身体を這うように照らす。カオルはそっと楽屋や客席の隅へ視線を向けた。まだ見慣れたハンターたちがウロウロしている。
****************(ねこまろ解説)10P~11P~ わー、もう何も言うことはありません~ 原作どおりなんですよ~~~~^^; (2006/11/14)***************「あ…」またカオルは小さく声をあげた。「気を散らすなよ…」そう言って、キリアンがカオルの胸のトップにある乳首を指でつまんだのだ。「だ、だから…、おい…」カオルはいくらかあえぎだした。対してキリアンはひどく楽しそうだった。んふふ、と含み笑いをすると、カオルの胸を強くつかんだ。それからゆっくりと緩やかにキリアンの手がカオルの胸をさする。そして、きゅっとキリアンの手は胸をつかむように揉んだ。ゆっくり、強く、そしてまたゆっくりとキリアンの手がカオルの、男にしてはいくらかふくよかな胸のなだらかな部分をなでまわした。「お!」今度はキリアンが小さく声をあげた。手のひらの中でカオルの乳首がピンと立つのがわかったからだ。「感じてるんだね?」優しい声でキリアンがささやいた。「…」カオルはどこか不機嫌そうに眉をしかめ、何も答えない。答えはないが、つんと勃起している二つの乳首が正直に語っていた。「かわいいな~」キリアンはまた嬉しそうにつぶやくと、もう片方の乳首を口に含んだ。「や…、ま、まずいよ」さすがにカオルは焦り出した。優しいキリアンの愛撫に身体の芯が呼応し始めているのだった。ちゅ…とわずかな音を立てて、キリアンが乳首を吸った。「あ…ん…」カオルはとうとうあえぎ声を発した。生暖かいキリアンの唇と舌が乳首を包み、もう片方はしなやかな指がくるくるとつまんでくる。ぞくん…カオルの身体がしなった。キリアンの柔らかな唇と舌に舐められた乳首は、つんと立って呼応した。「あ…ん…ん…」息は荒くなり、カオルは気が遠くなりそうだった。ふっとカオルは目の前に太った中年の赤ら顔を思い浮かべた。その顔はニタニタとして、いやらしく口元を緩ませている。他にもいくつもの身体が自分の身体を押さえ込んでいる。腕を押さえられ、広げられた両足の間を複数の手が這いまわる。それはカオルが味合わされたおぞましい過去の一場面だった。カオルはきゅっと目を閉じ、それからゆっくりと瞳をあけ、今自分の身体を愛撫する金髪の美しい青年を見た。「奴じゃない…」不思議な安堵感にカオルはまた瞳を閉じ、ゆっくりと身体を反らした。乳首を舐められながら、そのまわりにさらさらと触れてくるキリアンの金髪がいくらかくすぐったいと思った。そしてまたぞくりと感じて、カオルはその身体をくねらせるのだった。 つんと立ったカオルの乳首を口の中で感じたキリアンは、ゾクゾクしてなおもその先端をしゃぶった。自分のテクニックが相手を感じさせていることで、ある種の征服感を覚えたのだった。しかも楽屋の奥では、クラブに潜入する際に協力したポルコが涙目と恨めしそうな顔で見つめている。キリアンはそんなポルコに対して、これ見よがしにカオルの身体をもてあそんで見せた。「ああ、俺って悪い奴だな~」キリアンは嬉しそうにつぶやいた。「う…」カオルの身体が一瞬硬直した。ふと見ると、二人の足元にぱたりぱたりと何かが滴り落ちている。「げっ、マジでイっちゃったわけ?!」キリアンはカオルの股を探る手を止めた。その指の間にも生暖かい何かが伝わってくるのがわかった。
****************(ねこまろ解説)前ページ最後のコマで反応してくださった皆様、ありがとうございました(笑)(2006/11/17) 13P~傷萌えのお言葉を頂き、調子に乗ってみました(腐笑~)(2006/11/19)***************
一瞬その滴り落ちるものを凝視したキリアンははっとした。「血だ!!」すぐにその正体を知ったキリアンはそっとその流れる源へと手を這わせた。太ももから腰へ、そして腰から背中へと手を這わせると、ちょうど尻の上、左側でん部のわずか上あたりにざらっとした皮膚のめくれた感触をみつけた。「は、放せ…」カオルはあえぎながら言うと、キリアンの長い腕をおしのけて楽屋へ行こうとした。すると、キリアンが強くその腕を掴んで引き戻した。容赦なくキリアンはカオルを羽交い絞めにするように抱きしめ、白い腕で後ろからカオルの胸をまさぐった。「よせよ…、もう遊びは終わりだ…」カオルはまたもその手から逃れようとした。これ以上続けていると、またあの悪夢のような場面を思い起こしてしまいそうだったのだ。「し!あんたケガしてるだろ。それにシール、胸のシールが剥がれてるよ!自慢の印が丸見えだ…」キリアンの言葉にカオルはぎょっとした。「きみは…」「すこしの間辛抱しろ。今うろついているハンターたちを一掃してやるから。」「え?」「あとすこしだけ待て」そう言ったかと思うと、キリアンは後ろからカオルにキスをした。カオルの身体をのけぞらせ、長い左腕を伸ばすとその股間に手を這わせ、今度はふっくらとした大事な部分を握るように包んだ。「ん…ん…」カオルはいくらか辛そうにあえいだ。客席からは荒い息使いと食い入るように見つめてくるギラついた視線が向けられている。その間、キリアンは楽屋にいる銀髪の男に目配せをした。男は黙ってうなづくとポルコをひっぱって外へ出て行った。「こっちだ、やつだ!」「いたぞ!向こうだ!」すぐに外から男の騒ぐ声がした。その声を合図のように、客席や楽屋をうろついていたハンターたちがいっせいに飛び出していった。返礼ガクっとカオルの身体が床に落ちた。「おっと…」キリアンはその身体をささえ、そっと抱き起こした。その腰からタラタラと血が流れ落ちている。ふと楽屋に目をやったキリアンは、そこにまだ警察らしき男が数人残っていることに気がついた。「このままじゃマズイな~」二人ともほとんど裸で、着ている物と言えば薄い皮のベストとパンツだけだ。「しょうがない」キリアンはまたカオルの身体を起こさせ、しっかりポールに抱きつかせた。「もうちょっとこらえろよ」そう言うと、キリアンはカオルの長い髪をかきあげながら背中を舐めまわしていく。ゆっくりと背中から腰へと舐めていき、腰にある傷まで口を運んだ。「う…」カオルはわずかにうめいた。キリアンはカオルの傷を丁寧に舐め、止血をしているのだった。だがそれを客や支配人たちに知られるわけにはいかない。あくまでショーの一場面でなくてはならない。キリアンは両手でカオルのももをさすり、時々その手をするりと股間へ這わせる。ひくん、とカオルの身体がのけぞった。身体をのけぞらせると股間の一番軟らかいところにポールがあたる。カオルは陶酔の表情でキリアンにされるまま、ゆっくりと身体を弓なりに反らせたりと、その身をしなやかにくねらせた。
****************(ねこまろ解説)14P~えーと^^; こういう場面は楽しいです。なかなか描きあがらない(モブなので)んですけど。原作者あゆこ様が違和感なくトルコにおいでです^^ さすがです^^ 今回は 腐女子代表になっていただきました(笑)(2006/11/23)15P~ポルコ、おいしい役だなあ(笑)(2006/11/25)************
「ガマンできん!やらせろ!」突然客席から太った男がステージに上がってきた。たちまち他の客たちも騒ぎ出した。「いいぞキリアン!やっちまえ!そいつを抜いてやれ!」「1万ポンド出すわ!その長い髪の男とやって見せて!」「アタシは5万よ!支配人、キリアンとその新入りを売ってちょうだい!」誰もかれもがギラついた欲望向き出しの様子で騒ぎだした。「冗談じゃありませんよ!うちのキリアンは売り物じゃないんだ!大事な商売道具を傷つけないで下さいよお客さん!」背の低い、頭のてっぺんが薄くなった中年の男が慌ててステージにかけ上がってきた。クラブの支配人で中国人の黄/ファンだ。キリアンは急いでカオルの身体を抱き起こすと、引きずるようにステージのソデへと担いでいった。カオルはぐったりとしている。「肝心なときに気絶しちまうなんて…くそ…細いくせに重たい奴だ…」キリアンはブツブツ言いながらカオルをそのまま楽屋の一室へと運んだ。
****************(ねこまろ解説)16P~まあ、ポルコですし、こういう役割だったんですね(2006/11/26) 17P~ぜんぜん懲りないポルコです^^ (2006/11/30)**************
客たちが騒いだため、去ったはずの警察官が数人戻ってきてしまった。支配人は騒いでいる客たちをなだめるのに必死だ。「ボス、準備はOKなんですが、この騒ぎじゃタイミングが悪い。時をかせいだ方がいい」いつの間にか楽屋に入り込んでいた男がそっとキリアンの耳元でつぶやいた。短い髪でどこか傭兵のようなきびきびとした様子だ。
****************(ねこまろ解説)18P~はじめて「ゼロ」って呼ばれた(笑) このコミックから読み始めた方はここで初めてヤツの名前を知るんですね^^; (2006/12/01)19P~おお~っと、カオルさんの反撃です^^ (2006/12/03)***********
「だからそこは特別室でして!そこはうちの売れっ子が…」突然ひどく焦った支配人の声がした。「連中がここらに潜んでいると通報があったんだ!この騒ぎがその証拠だろう」明らかに警察の捜査官と思われる男の声がした。「マズイ!カウンティシェリフだ!行け!」キリアンは強い調子で言うと、傭兵のような男を部屋の外へと急いで出した。そのときだった。ソファでぐったりしていたはずのカオルがいきなりキリアンの腕をとって引き寄せた。「おい…、何だ…?」突然のカオルの行動にキリアンはひどく驚いた。キリアンはカオルに腰を抱かれるように身体を持ちあげられると、どさりとソファに落とされた。「おい!いったい…」そう言いかけたキリアンの身体にカオルはおおいかぶさると、その唇でキリアンの口をふさいだ。「!!」キリアンの口の中にカオルの舌が入り、ディープなキスになった。
****************(ねこまろ解説)20P~なんだか雑~になってきました。。トーンによるゴマカシ(^^;)(2006/12/10) 21P~一部の皆様のイケイケドンドン!という声に励まされて(笑)いっちゃってます!(2006/12/12)**************
「う…んん…」カオルの突然の行動に驚いたキリアンは、その細い身体に似合わない力の強さにも驚いていた。部屋の外からはどかどかやってくる足音が近づいてくる。すると、今度はカオルの大きな手がキリアンの身体をまさぐり出した。腰から腹へ、そして胸へとカオルの両手が這いまわる。「んん…」何とかカオルの身体をどかせようと、キリアンはその腕の下でもがいた。が、左右の乳首を同時にいじられ、身体がヒクっと奮えた。「マ、マズイ…、こいつ…けっこうテクニシャンじゃないか!」キリアンは焦った。今度はカオルにリードされてしまいそうだと思ったのだ。と、そのとき、バンという音とともに乱暴に部屋のドアが開いた。そして同時にカオルのヒザがキリアンの腹に乗った。「うっううっ!」ディープなキスで口をふさがれたまま、いきなりカオルのヒザで腹部を強く押されたことで、キリアンは鈍い痛みと息苦しさを感じた。部屋に入ってきたのは支配人を振りきった数人の捜査官たちだった。ずかずかと部屋の奥までやってくると、目の前で繰り広げられている男と男の絡み合う姿に一瞬息を飲んだ。カオルの長い髪が流れるようにキリアンの顔に落ち、二人のその表情はとらえられない。が、カオルが大きく身体を揺らすと、キリアンの身体がびくんびくんと弓なりに反る。カオルがヒザに体重をかけるとヒザがキリアンの腹にぐっと沈んだ。「…っ!」キリアンは一瞬の苦しさに顔をしかめるが、カオルは容赦なくその身体を両手で乱暴に撫で回した。ぎゅっと指で乳首をつかまれ、その指がくるりくるりと動くと苦痛がめまいのような快感に変わる瞬間を感じた。同時に腹立たしさも感じた。カオルを調教するのは自分のほうで、イニシアティブを取られる場面など予想もしていなかったからだ。いままで自分のテクニックがどんな場面でも優位をもたらしてきた。それが相手に組みしかれるとは…それでもキリアンにはかつて部下の一人とこうした関係を持ったことがあった。美しい銀髪のその部下は今でも自分に忠実な部下だ。キリアンはそんなことを思い出しながら身体をしならせた。「こここ、こんな場面、ただでご覧になろうってんじゃないでしょうな!」支配人のファンが慌ててやってくると、唖然としている捜査官たちを強引に部屋の外へと押し出した。「全く!どうせなら舞台でやってくれりゃいいものを!」はき捨てるようなファンの声としどろもどろの捜査官の声がして、靴音は遠ざかっていった。
****************(ねこまろ解説)22P~原作ではカオルさんの意外なテクニックに焦るゼロだったのですけど、いろいろと妄想しているうちに結局こんなふうになりました(2006/12/13)23P~パースや建物構造を無視した(ってか描けなかった)心象風景です結局、最初からゼロは飛び込んできたカオルさんの正体を知っていてからかっていたのでしょうね (2006/12/15)***************
その靴音と喧騒を確かめるように耳をそばだてていたカオルは、それらが静かになりつつあることを確認すると、ようやくキリアンの身体からヒザをどかした。そしてゆっくりと唇を頬へと移動させる。「あ…、あんた…ひどいじゃないか…」やっとキリアンは言った。カオルはニヤリとした。それまで見せていたどこか動揺しているような表情とは打って変わったような醒めた眼差しを向けてくる。リードを取られることを嫌うキリアンは不機嫌な様子で起きあがろうとした。その顔にそっとカオルが手を伸ばす。そして今度は優しいしぐさで、その長い指をキリアンの唇に這わせた。「私はこんなことを毎晩されていたんだ…」形の良いキリアンの唇を指でなぞりながら、カオルはぽつりと言った。「何人もの男を相手にね…いじられて、イかされるんだ…」「…あんたが?」「感じて…、イってるところを奴は喜んで眺めてた…。私はずっと…女のように男相手によがり続けていたんだ。奴の趣味を満足させるためにね」ふと目を伏せて、カオルは静かな口調でそう言った。「奴」が何者で、カオルが「いつ」「どこ」でそんな扱いを受けていたのかキリアンにはおよそ察しがついていた。その胸にあるイレズミは闇黒街に棲む者なら知らない者はいない。牙の生えた「マーライオン」は「赤い旅」と呼ばれる犯罪組織の印なのだ。キリアンは突然やってきたこの若い青年が「赤い旅」にいた殺人者であることを知っていたのだった。「赤い旅」は殺人者を育て、別の犯罪組織に売る。そういう組織なのだった。「それにしても乱暴だな、あんた。いくら警察の目をごまかすったって…、痛かったじゃないか」腹部をさすりながらキリアンはまだ不機嫌な様子で言った。「まんざらでもなかっただろう?」カオルはニヤリとして言った。「!」キリアンは頬が紅潮して、さらに不機嫌な顔になった。カオルはふふっと笑ってついたての後ろへ行くと、さっさと自分のシャツやジーンズに着替えた。「まだ血が出てるだろ。ちゃんと手当てしなきゃダメだぜ」不機嫌なままキリアンはぶっきらぼうに言った。「大丈夫。名医に充分消毒してもらったからね」カオルはとぼけた口調で答えた。その言葉にまたキリアンの不機嫌が増す。「イヤミな奴だな、優しくしてやったのに…。まだ休んでいったほうがいいって言ってるんだよ!心配してやってるんじゃないか…」「休むって、キミの腹の上でかい?ゼロさん」ひょいとついたてから顔を出すと、カオルはいたずらっ子のような表情で言った。突然「ゼロ」と呼ばれたキリアンは、一瞬表情をこわばらせた。「お互い様ってことさ。キミの縄張りを荒らすつもりはない。ガルディスのファミリーにも関わるつもりはないよ。キミはキミの仕事をすればいい」「大したご理解だ。ありがたいね」ソファに寝そべったまま、キリアンはすっかりスネた様子で答えた。キリアンはそのまましばらく黙った。ついたての後ろに消えたカオルからも言葉はない。「おい?」キリアンは声をかけた。が、返事は返ってこない。キリアンはついたての後ろへまわってみた。そこにカオルの姿はなかった。わずかにあいた小さな窓から冷たい夜風が入ってくるだけだった。「なるほど…。音無しのカラスとはよく言ったものだ…」キリアンはやれやれといった表情でつぶやくと、窓をそっと閉めた。
****************(ねこまろ解説)24P~完成いたしました。ありがとうございました。24PながらはじめてのソフトBL(^^;)結構好きな作品になりました (2006/12/15)**************
「ボス…」後ろから銀髪で背の高い青年が声をかけてきた。「守備は?」キリアンはその青年から指し出された絹のガウンをさっと羽織ると小声で尋ねた。「上々です。裏は警察とハンターたちがうろついてますが、表はがら空きです。堂々と出ましょう」青年はわずかに笑顔を見せていった。ふとキリアンはその青年の顔をみつめた。「何か?」「いや、なんでもない。行こうかディオ」そう言うと、ディオと呼んだ銀髪の青年の肩をぽんと軽くたたいた。そのとき、キリアンの目の前にふとカオルの陶酔した顔が思い浮かんだ。キリアンはぶるんと一度頭を振ると何かを思い切るようなそぶりをし「ちょっと似てたな…」と、小さくつぶやいた。それは多国籍な街、香港の片隅にある名もしれぬ繁華街での出来事だった。 (原作終了)**************** ありがとうございました。 ねこまろ 2006/12/15 (再掲 2026/1/24)
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